コンチネンタルタイヤ・ジャパン(ニコラオス・キリアゾプロス社長、東京都品川区)は、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を4月から値上げすると発表した。原材料価格の高騰を要因に挙げた。国内の市販乗用車用タイヤ全商品を平均で5%値上げする。タイヤの主原材料である天然ゴムや石油化学系原材料の価格高騰で生産コストが上昇していた。物流の改善などに取り組んでいたが、企業努力のみでかコスト増吸収が困難なことから値上げを決めた。