京都第二赤十字病院 救命救急センター 重症外傷センター 救急科

現在では、世界的に自動車事故による乗員の死亡の割合は安定してきている。我が国においても自動車事故のない社会を実現するために、「交通安全基本計画」で目標が定められ、交通安全対策が総合的かつ計画的に進められているところである。しかしながら、自動車事故による損傷は、5歳から29歳までの小児から若年成人の死亡原因の第1位となっている。したがって、若い世代…