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 全国の高速道路各社は21日、自動料金収受システム(ETC)車載器の購入助成キャンペーンを実施すると発表した。新たなセキュリティー規格に対応したETCまたは「ETC2・0」の車載器を新規に購入した車両のユーザーを対象に、最大1万円を支援する。キャンペーン期間は2022年1月27日から同年6月末まで。助成台数は24万台を計画しており、上限に達した場合は期間内でも受け付けを締め切る場合もある。政府は将来的に料金所をETC専用化する方針を示している。高速各社は今回のキャンペーンを通じ、キャッシュレス化の推進に貢献していく計画だ。

 キャンペーンを実施するのは東日本高速道路と中日本高速道路、西日本高速道路のNEXCO3社に加え、首都高速道路と阪神高速道路、本州四国連絡高速道路。ETC車載器の買い替えは対象外となるほか、セットアップや取り付けに関わる費用も助成しない。