岸田文雄首相は15日の会見で、脱炭素化への対応が迫られている自動車産業について「全国で雇用550万人と言われる巨大な産業」との重要性を指摘し、急速な構造変化への懸念が高まっている現状にも「この産業がどうなっていくか、切実な問題」との認識を示した。「電気自動車(EV)から一遍に進んで物事が変わる。それで良かったという単純な話ではない」とし、「今、生…