日本通運の海外事業業績が、自動車関連の荷動きが活発となったことで好調に推移している。2021年12月期4~6月期の海外会社業績では米州、欧州向けがともに増収増益となったほか、東アジア向けでもコンテナ不足による海運輸出の運賃上昇を背景に増収となった。ただ、今後も好調な傾向が続くとする一方、半導体不足による自動車メーカーの減産影響が生じてきた。加えて…