WEC世界耐久選手権の第4戦となる第89回ル・マン24時間レースがこのほどフランスのサルテ・サーキットで開かれ、トヨタGR010ハイブリッド7号車を駆る小林可夢偉が悲願のル・マン初制覇を達成した。トヨタ・ガズーレーシングとしてもル・マン4連覇を果たした。
豊田章男社長は「やっと〝忘れ物〟を取ってこれましたね。おめでとう!」と小林ら選手をねぎらうとともに「来シーズン、このレースには100%再生可能燃料が導入されると発表されました。このレースを通じても、われわれはカーボンニュートラルに向け、選択肢を広げていく努力ができることになりました。真剣勝負の場だからこそ、技術開発のスピードを上げていけると信じています」とのコメントを発表した。