日本勢が最先端だった頃(2012年)の車載用電池の生産風景

経済産業省は2030年をめどに、現状の約2倍の体積エネルギー密度を持つ全固体電池などの高容量系蓄電池の開発を目指す。具体的なエネルギー密度の目標は体積1㍑当たり700~800㍗時に設定した。コバルトをはじめ調達を特定の国に依存する材料の使用を極力抑える新技術や高性能材料の開発を支援し、コスト低減につなげる。エネルギー密度を引き上げて小型化を可能と…