電池の技術的課題をクリアしても、資源確保の問題はハードルが高い（写真はイメージ）

「電池製造時の二酸化炭素（ＣＯ２）もエネルギー密度の問題も解消できる」―。エンジンの共同研究組織である自動車用内燃機関技術研究組合（ＡＩＣＥ）の木村修二運営委員長は、電気自動車（ＥＶ）の弱点、つまり内燃機関の存在意義として指摘されてきた課題についての現状認識をこう示す。当面は内燃機関を使用するハイブリッド車（ＨＶ）やプラグインハイブリッド車（ＰＨ…