車内快適性や車体の軽量化に対応し、自動車業界との関係を強固にする(写真は住友化学の再生炭素繊維強化ポリプロピレン材料を使った車両イメージ)

素材メーカーが自動車向け部材の開発に注力している。脱炭素社会に向けて本格的な普及が見込まれる電動車両は、軽量化が求められ、材料置換が進む可能性がある。自動車メーカー各社が開発を加速している自動運転車は、リビングのような車内環境が求められる。「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」では、将来の自動車を見据えた部材の紹介が相次いでいる。化学メ…