新車販売の回復が鈍化している。5月の登録車と軽自動車を合わせた新車販売台数は、前年同月比46・3%増の31万9318台となり8カ月連続のプラスだった。コロナ禍で落ち込んだ前年同月こそ大幅に上回ったものの、この10年でみると下から2番目の低水準だ。半導体など自動車部品の不足によって新車供給量が低下した影響が表面化している。特に登録車は2019年5月…