コロナ禍からの本格回復も半導体の供給次第といえる(写真はイメージ)

世界的な半導体不足が自動車メーカーの2022年3月期の業績の先行きに影を落としている。日産自動車は50万台の影響が生じると想定し、三菱自動車は上期を中心に8万台の影響を見込む。いずれも通期では影響の半分を挽回生産する方針だが、両社が目指す赤字からの脱却に半導体不足が水を差す。トヨタ自動車は現状、大きな影響を見込んでいないものの、近健太執行役員は「…