パナソニックは、米ソフトウエア企業のブルーヨンダーを買収すると発表した。有利子負債返済を含む買収総額は71億ドル(約7700億円)。2020年7月に取得した20%の株式と合わせて全株式を取得し完全子会社化する。ソフトウエアビジネスの知見を持つブルーヨンダーの全株式取得で、サプライチェーン分野の現場プロセス事業を強化する。
ブルーヨンダーは人工知能(AI)を活用し、製品の需要や供給など運用オペレーションを自動化し、業務をリアルタイムで予測するなどのソフトウエア開発を手がける。自動車関連産業ではメルセデス・ベンツやDHLなどが同社の顧客となっている。