ブリヂストンは、オランダのライトイヤーが手がける太陽光発電型電気自動車(EV)「ライトイヤー・ワン」向けのタイヤ「トランザ・エコ」を開発したと発表した。環境性能と運動性を両立する独自技術「エンライトン」と低燃費タイヤ技術「オロジック」を組み合わせ、航続距離の拡大やバッテリーの長寿命化に対応する。

 搭載サイズは175/60R19。タイヤを軽量化する技術のエンライトンにオロジックを加え、転がり抵抗を低減した。装着するEVの性能要求をクリアしたことを示す同社独自の「EVマーク」を刻印している。

 ライトイヤー・ワンは、ルーフに太陽光パネルを設置し、太陽光で充電しながら走行する。航続距離は725キロメートル。2021年内の商業化を目指している。