サプライヤーの技術が「スカイアクティブX」の実用化を支えた

楽器のヤマハがエンジン部品に商機を見いだしている。光通信向けで培った電子デバイス技術が二酸化炭素(CO2)規制に活用できる見込みがあるためだ。同社の電子デバイス事業部熱電開発グループの林高廣さんは規制対応の「キーファクターになる可能性がある」という。開発や量産に精緻(せいち)なすり合わせが要るエンジンの進化には、サプライヤーが持つ先端技術も欠かせ…