今後の整備業界の電子化を見据えるとスキャンツールの活用は欠かせない

2020年4月に施行された「特定整備」制度は整備業界にとって一大転機となった。しかし、これは整備の電子化の第一歩に過ぎない。今年10月には「OBD(車載式故障診断装置)を活用した車検制度」が始まる。実際に対象車が入庫するのは24年(輸入車は翌年)以降となるが、指定整備事業者には確実な対応が求められる。同時に12カ月点検に新基準「OBD診断」が設定…