京都大学と信州大学、名古屋大学、九州大学の教授らで構成する研究グループは、自動車排ガス浄化性能でロジウム(Rh)を超える「多元素ナノ合金触媒」の開発に成功したと発表した。研究グループは窒素酸化物を浄化できる稀少なロジウムを使用せず、資源量が豊富なパラジウムとルテニウムを原子レベルで混ぜることに成功。さらに、イリジウムなど、第3の元素を加えることで…