オートアフターマーケットの見本市「第18回国際オートアフターマーケットEXPO(IAAE)2021」(主催=国際オートアフターマーケットEXPO実行委員会)が、17日に開幕する。当初は東京都内で開催予定だったが、緊急事態宣言の再発令などを受けて初のオンライン開催となる。会期は19日まで。特設ウェブサイトでは約80社・団体のブース展示と全26プログラムにのぼる聴講無料のセミナーやパネルディスカッション、出展企業のプレゼンテーションを配信する。公式サイトでは開幕に先立ち、16日まで出展企業・団体との事前商談予約を受け付ける。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で昨年は延期したため、2年ぶりの開催となる。今年も緊急事態宣言の発令で会場を使用した開催は難しくなったが、変化の大きいアフターマーケットの情報発信の重要性を鑑みてオンラインに切り替えて開催することに決めた。20年4月にスタートした特定整備制度や、10月に始まる自動車の点検基準の見直しなどに関する製品や情報などを発信する。

 セミナーやパネルディスカッションでは、国土交通省の担当者が自動車整備や検査の現状と今後の動向を解説するほか、各団体が一堂に会してアフターマーケットの現状や今後について議論する。一部のセミナーは閉幕後の20~23日までアーカイブ配信する。