政府で炭素税などの「カーボンプライシング」の導入検討が本格化した。経済産業省は有識者で構成する研究会を新設し、17日に初会合を開いた。環境省も今月初め、制度導入の可能性を探ってきた小委員会を約1年半ぶりに召集。今後、両省は連携して検討を進める考えだ。日本の温室効果ガス排出量のうち約2割は運輸部門であり、自動車関連産業にも貢献が求められる。しかし、…