ダイハツ工業と三重県いなべ市、グリーンクリエイティブいなべは8日、軽トラックに搭載可能な屋台ユニット「モバイルヒュッテ」の実証実験を20日に開始すると発表した。地域の身近な資源である軽トラをフードトラックや物販用などとして活用し、地域の活性化につなげる。

 屋台ユニットのサイズは、長さ1958mm、幅1408mm、高さ1208mm。5台用意し、物販や食事提供に使う。ダイハツが軽トラックの「ハイゼット」への架装などを手がける。

 実証ではイベント利用や都市部でのPRキャラバンを実施しながら1年程度かけて車両設備と運用方法を検証する。2022年度以降の一般への貸し出しを目指す。最初の実験として、20、21日にいなべ市の立田公園で開催予定の「いなべの里山に学ぶ!山辺アクティビティ未来体験」で運用する。