パイオニアは、MEMSミラーを採用したソリッドステートタイプの3D-LiDAR「1stモデル」の中距離タイプの量産を開始したと発表した。パイオニアが持つレーザー技術や車載機器のノウハウとキヤノンの光学レンズ技術を組み合わせて、高性能、小型化を実現した。
120メートル先の対象物の検出が可能で、前方や遠方の障害物を高精度に検知する。同製品の近距離タイプと組み合わせることで車両周囲の検知も可能という。また、プライバシーに配慮したセキュリティ・モニタリング用途での活用も可能。路側の固定設備などへ設置することで、交通状況の監視や高速道路での合流支援にも活用できるとする。