茨木幹(いばらき・みき)執行役員パワートレーン開発本部長

2050年のカーボンニュートラルや30年のCAFE(企業平均燃費基準)規制に対応するため、ダイハツ工業は、ハードルが高いといわれる軽自動車、コンパクトカーの電動化を進める。ただ、電動系のユニットへの依存度を高めるとコストが増加し、ユーザーの負担が重くなる。電動化と同時に内燃機関の〝素性〟を磨き、カーボンニュートラルへの対応を図る。(水鳥 友哉)―…