マレリ（ベダ・ボルゼニウス社長、さいたま市北区）は、ドイツ・ケルンに電気自動車（ＥＶ）用ドライブトレインの生産拠点を開設すると発表した。投資額、年間生産規模は明らかにしていないが、２０２１年前半の生産開始を計画している。
新拠点では、電動モーターの中核部品であるリアステーター（固定子）とフロントローター（回転子）を生産する予定。将来的には「その他の部品も含めたＥＶ用ドライブトレインそのものを生産する可能性もある」（同社）としている。
２１年上半期の生産開始時には約１６０人を雇用する予定。２１年中にはさらに６０人までの追加雇用を計画している。
生産した製品は欧州自動車メーカー向けに出荷する。
