大拔哲雄(おおぬき・てつお)取締役専務執行役員 調達本部長

緊急事態下であっても、数万点の部品をいかに途切れず安定調達するかが課題となる。スバルは、サプライチェーン上のリスクを徹底的に洗い出し、予防と早期復旧を柱に部品供給網の寸断を防ぐ。(長谷部 博史)―新型コロナウイルスによる影響は「当社に直接影響が出た1月頃からさまざまな体制を組み対策を始めた。中国・武漢が閉鎖された際、仕入れ先の中には生産地を変えて…