愛知製鋼は5日、電気炉の排熱を蒸気エネルギーとして活用する排熱回収設備を知多工場(愛知県知多市)に建設したと発表した。回収した蒸気エネルギーは、その他の製鋼設備で有効活用する。国内の電気炉業界では初の取り組みとなる。設備投資額は約30億円。二酸化炭素(CO2)排出量を年間で一般家庭電力の約1千世帯分に相当する約4200㌧削減する。省エネルギーなど…