世界でタイヤトップメーカーのブリヂストンが、従来の「タイヤメーカー」の枠組みからの脱皮を急いでいる。タイヤ事業の売り上げはここ5年間、3兆円前後を維持している。一方で、全体の営業利益率はこの5年で約4㌽減となり、稼ぐ力が弱まりつつある。海外ブランドとの価格競争や規模を追った拡大戦略、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)など先進…