日産はCFRP部品の量産技術の開発にめどをつけた

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の量販車への適用拡大に向けた生産技術革新が進んでいる。量産化のネックとなる生産性を改善するため、日産自動車は金型内の隙間に樹脂を高圧で注入して炭素繊維に均一に染み込ませる工法を確立する。この成形方法の導入に当たりシミュレーション技術も開発し、部品の開発期間を半減した。CFRP部品の実用化を巡っては、トヨタ自動車…