自動車メーカーの研究開発費が2020年度も依然として高水準で推移しそうだ。コロナ禍で経営環境が悪化するものの、通期予想を公表していないスズキを除く乗用車上場6社の合計は、前年度比0・9%減と微減にとどまる見通しだ。トヨタ自動車は1兆1千億円と前年同等水準を維持するほか、ホンダは過去最高額となる費用を投じる。各社ともに自動化や電動化などの領域を中心…