国内工場が通常の生産ペースに戻り始め、社内の感染者増は供給能力などに影響しかねない

新型コロナウイルスの感染者数が再び増え始める中、自動車メーカー各社が改めて対策を強化し始めた。トヨタ自動車は事務職などの「2直化」を試行したり、9月から在宅勤務の対象を広げて制度化したりする。スズキは5割台だった出社率をテレワーク強化で3割に減らす。社内や取引先から感染者が出た場合の対応も徹底し、コロナ禍でも稼働を止めず事業を継続する構えだ。厚生…