図1 衝突実験に用いたミニカーの全体像

地球環境問題や高齢化社会対策の一つとして超小型モビリティの活躍が期待されている。特に超小型モビリティの一形態であるミニカーは小回りが利くことや駐停車スペースを広く取らないことから、高齢者の移動手段や小口配達用の車両として適していると評価されている。道路交通法では一般道での最高速度が時速60㌔㍍以下とされており、一般道路での交通の流れに充分対応でき…