国土交通省は17日、豪雨被害を受けて実施している自動車検査証(車検証)の有効期間の延長措置について、対象地域を拡大すると発表した。新たに島根県江津市と佐賀県鹿島市、鹿児島県の垂水市、薩摩川内市、いちき串木野市、大崎町に本拠を置く車両についても8月4日まで期限を伸ばす。自動車損害賠償責任保険(自賠責)の継続契約の手続きも同日まで猶予する。また、保安基準適合証や限定自動車検査証についても有効期間を延長する。

延長措置の対象は島根県が7月13日から、佐賀県が同6日から、鹿児島県が同4日からで、いずれも8月3日までに有効期限が満了する車両。保安基準適合証については島根県が7月13日から、佐賀県と鹿児島県が同6日から8月3日までのものとなる。限定車検証については島根県が7月13日から27日まで、佐賀県が6日から20日まで、鹿児島県が6日から17日までのものを8月4日まで期限を延長する。