パイオニアは15日、同社製サウンドシステムがトヨタ自動車のレクサス「LC500」のコンバーチブルモデルに標準装着として採用されたと発表した。ルーフのオープン時とクローズ時に、それぞれに適した音場に制御できることが評価された。

 標準装着される「レクサス LC コンバーチブル プレミアム サウンド システム」は、パイオニアの子会社が手掛けるオーディオブランド「TAD」の技術を投入した。8チャンネルフルデジタルClass―Dアンプと12個のスピーカーで構成する。

 ボックス型ドアウーファーの採用や車両ボディーの強化により不要振動を徹底排除する。また、リアシートバックにスピーカーを搭載するなど、音響効果を考慮して各スピーカーを配置し、立体的な音場を演出する。