国土交通省は30日、本省の自動車局に勤める20代と30代の男性職員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。国交省での感染者は累計11人。20日に1人目の感染が判明して以降、10日間で2桁に感染が広がったことになる。

 こうした事態を受け、赤羽一嘉大臣は28日の会見で「自動車局のあるフロアのすべての執務室について消毒を実施した」と明かした。さらに、庁舎入口でのサーモグラフィーによる体温確認システムの導入や勤務体制の見直しにも着手しており、さらなる感染拡大の防止に全力をあげる考えだ。