有期労働契約の「雇止め」の問題は、多くの場合、契約期間後も労働者が雇用継続されることを期待することによって生じます。有期労働契約が長年に渡り更新されている場合や、無期労働契約の正社員と業務内容や勤務状況等が同じである場合等、有期であっても、実質的には無期労働契約と異ならないと労働者が期待している場合には、突然、労働契約が更新されず、契約終了となる…