国内市場の先行き不透明感が、量販の期待を背負う新型車の月販目標台数に表れている。先代の発表時と比べて、トヨタ自動車「ヤリス」(旧ヴィッツ)は2200台減の7800台、ホンダ「フィット」は5千台減の1万台となった。ともに自社初の新機能などを余すことなく新型車に採用して商品力の強化をアピールするが、策定した月販目標台数は手堅い。小型乗用車市場の縮小や…