2008年度版の「エネルギー白書」は、原油価格の騰落の要因や影響の分析とともに、地球温暖化問題への対応も重要なテーマとして掲げている。地球温暖化問題に向けては、08年から京都議定書の第1約束期間が始まった。これと同時に13年以降の“ポスト京都議定書”による新たな国際的な枠組みづくりに向けた、国内外での対応も本格化している。日本でも、二酸化炭素(C…