スバルは1月10日、東京オートサロン2020に新型「レヴォーグ」のSTI仕様を世界初公開するとともに、スバルとして初となる「ドライブモードセレクト」を設定すると発表した。

スバルは2014年に市販したレヴォーグの後継モデルのプロトタイプを「東京モーターショー2019」で初公開した。STI仕様である「STIスポーツ」は最先端技術を結集し、「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」をコンセプトに開発した。

スバルのSTI仕様は従来、ベースのスバル車をスバルテクニカインターナショナル(STI)がカスタマイズしていたが、新型レヴォーグでは、スバルとSTIが設計段階から協力して開発した。

レヴォーグのSTI仕様は、電子制御ダンパーをスバル車として初採用した。これによってスイッチ操作で「コンフォート」「スポーツ」の走行を選択できるドライブモードセレクトを設定する。従来の「SIドライブ」によるパワーユニット制御に加え、ステアリングやダンパー、AWD(四輪駆動)システムも制御して「まったく異なるキャラクターの走りを体験できる」としている。

新型レヴォーグは2020年後半に市販する予定で、STI仕様の導入時期は未定。