GaNパワー半導体によるインバーターを搭載したテスト車両

名古屋大学や豊田合成などは23日、次世代パワー半導体の素材として注目が集まる窒化ガリウム(GaN)を使った電気自動車(EV)用インバーターを開発し、世界で初めてEVを走らせることに成功したと発表した。2025年頃の実用化を見込む。パワー半導体は、大きな電圧や電流を扱ったり、周波数などを変える電子部品。現在主力のシリコン(Si)半導体の性能が限界に…