ボルボグループは、自動運転トラック分野でNVIDIAと提携すると発表した。ボルボグループはNVIDIAの自動運転技術を活用して、公共輸送や貨物輸送、廃棄物処理などで活用する自動運転トラックの実用化を目指す。

インターネット通販市場の拡大で、グローバルで貨物輸送量が増加している。ボルボグループはトラックの自動運転を実用化して、輸送の効率化、輸送需要の増加に対応する。

自動運転トラックを開発するため、ボルボグループとNVIDIAは、スウェーデンのイェーテボリと米国のシリコンバレーに共同のエンジニアリングチームを置く。今後、自動運転車両を制御するNVIDIAの「ドライブAGXペガサス」プラットフォームを構築し、「ドライブAVソフトウェアスタック」をフル活用して全方位センサーの処理、認識、マップでの自己位置推定、経路計画の策定などの技術を確立する。

ボルボグループはNVIDIAの「ドライブ・コンステレーション」を使って自律走行車のテスト、検証を行い、全世界での多様な走行上の課題に対処できるようにする。