「完全自動運転が普及価格で供給されると、車が動くリビングルームになり、大都市部では交通渋滞が爆発的に増える」。国土交通省の若手職員らが昨夏まとめた2030年への政策提言にこんな指摘があった◆動くリビングルームで思い出したのは、ごみだらけになった未来の地球で延々とごみの片付けだけを続けるロボットを主人公にした映画だ。この中に丸々と太って、自分の足で…