日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告は12日、都内の弘中惇一郎弁護人の事務所を初めて訪れ、今後の裁判や会見について打ち合わせをした。ゴーン被告は同日開かれた日産の取締役会への参加を希望したが東京地裁から許可されなかった。夕方、ゴーン被告が事務所を後にしたあと弘中弁護人は「会見は開きたいと思っているが、きちんと内容を精査してからにしたい」と話した。