2018年通商白書は直近で焦点となっている米国の保護主義的な動きに関しては5月末時点までの動きをフォローする一方で詳細な分析は見送った。新興・途上国経済の台頭に関しては、2000年以降に中国を含む新興・途上国が世界の経済成長をけん引し、世界のGDPに占めるシェアが約40%に達したとした。その中で、中国の鉄鋼産業を例に挙げ、同国で株式を上場する33…