トヨタ自動車の豊田章男社長は9日の決算会見で、自社の原点である「トヨタ生産方式(TPS)」と「原価低減」を生かして「自動車をつくる会社からモビリティカンパニーへのフルモデルチェンジ」を進める経営方針を表明した。ホワイトカラーを含む全社にTPSと原価低減を浸透させて収益力を高め、新技術や新分野への投資を拡大する。モビリティサービスでは、TPSの中核…