最初に稼働する中工区。高低差75メートルのカントリー路がある

愛知県豊田市と岡崎市にまたがる広大な森林丘陵地で、リーマン・ショックの前から整備が進められてきたトヨタ自動車のテストコース・研究開発施設の一部が、2019年5月に稼働する。2月19日、用地交渉や造成工事を担った愛知県企業庁からトヨタへの「中工区」引き渡し式が現地で行われた。トヨタが総額3千億円を投じる最新の開発拠点は、次世代車の投入をスピードアッ…