トヨタ自動車は20日、レアアース(希土類元素)であるネオジムの使用量を減らしたうえで、高温環境でも使用可能な「省ネオジム耐熱磁石」を開発したと発表した。ネオジムの使用量を最大で50%削減できる。今後、急速な生産拡大が予想される電動車の駆動用高出力モーターなどに用いる磁石で、レアアースの使用を抑えることで電動車普及のハードルを下げる。2020年代前…