三菱総合研究所は「新年の内外経済の展望」をまとめた。それによると2018年の世界経済は安定的な景気拡大期を意味する「グレート・モデレーション」の継続をメインシナリオに掲げた。雇用・所得経済の改善による内需拡大の動きが世界的に広がるとともに、米国の減税実現が追い風となり、前年並みの成長を維持すると予測。半面で、不安要素として世界各地に潜む政治・地政…