1517年、ルターが宗教改革を起こします。苦役以外の何物でもなかった労働が、これを境にして、隣人愛を実践する尊ぶべき労働として受け入れられます。とりわけ強くそれを訴えたのはカルヴァンでした。人の嫌がる仕事をすすんでしよう。そうすれば、より一層神に救われるに違いない。そう、カルヴァン率いる「禁欲的なプロテスタンティズム」の人たちは考えました。ヴェー…