独ZFは、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体を使用したインバーターを3年以内にも量産車で実用化する。今後市販化が進むとみられる電圧800ボルトのシステムを搭載した電気自動車(EV)で採用を見込む。SiCパワー半導体の特徴である高いエネルギー効率を生かした駆動システム全体のコスト低減効果を打ち出し、量産化を目指す。従来のEVは、電圧300~400ボル…