日本総合研究所(淵﨑正弘社長、東京都品川区)がまとめた最新の中国経済展望によると、中国経済は景気の減速傾向がより明確になるものの、急激な失速は避けられる見通し。昨年、28年ぶりに前年を割り込んだ自動車販売も増加のトレンドに戻ると見ている。現状の中国経済は、製造業の生産活動に急ブレーキがかかるとともに、機械類を中心に輸入が急減するなど内需変調の兆候…