前回までは、後継者がいなくてお困りの経営者の方々に向けた事業承継コラムを書いてきましたが、お伝えしてきた通り、事業承継型M&A(企業の合併・買収)は相手がいて初めて検討できるものです。言い換えると「何らかの理由で譲り受けたいと思う企業がいる」ということです。2018年で公開されているM&A件数は3千件を超え、未公開案件を勘案すると年間1万件を超え…