環境省は8日、「カーボンプライシング」の取りまとめ案を公表し、気候変動対策や持続的な経済成長には導入が有効との見解を改めて示した。同省としてはこうした方針を政府計画に組み込みたい考えだが、特に炭素税構想に関しては産業界や経済産業省が消極的な姿勢を崩しておらず、具体化には曲折が予想される。中央環境審議会(環境相の諮問機関)の提言を踏まえて同省が昨年…